5月の花便り 参
今回は花便りというよりは「緑便り」・・・
なにか良いタイトルを考えねば。
しゃがんで写真を撮っていたら目に入ってきたこの景色。
アリエッティみたいに小さくなって、こんなところで遊んでみたい。
これとかね、上からポンポン飛び降りていける。
ドクダミを見るたびに、亡くなった母方の祖母を思い出す。
祖母の家の夏の冷蔵庫には必ずドクダミ茶が入っていて、水代わりにガブガブ飲んでいた。
兄弟で集めたドクダミを祖母が乾かして淹れて・・・
毎日といっていいほど過ごしていた祖母の家を、今年秋ごろに取り壊すことが決定。
この決断をするまでに、7年の月日が経っていた。
祖母の家でまた、兄弟でドクダミ茶を飲んでみよう。
5月の花便り
52 Week Photography Challengeの5月課題分に取り組んでいるときにNokton 58mmで撮った花や木の写真です。
久しぶりに花や木の写真を撮ったので新鮮でした。
Sigmaの先代50mmと最短撮影距離は一緒なのですが (45cm)、焦点距離「8mm」の差が大きいのか、「自分の目に心地よい良い距離感」で撮れたような気がします。
さて、一枚目の花は木に寄生しているような感じで咲いていました。
名前は何でしょうね。わかる方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。
この粒々花を咲かせていた木の名前もわかりません。
これは南天の葉ですね。
ちなみに全てNikon F6+Provia100Fで撮りました。
あと6枚ありますが、また今度。
Week 12 : Transportation
今月最後の課題は「Transportation ~電車、バス、飛行機、船、車などの交通機関 もしくは、自分なりに解釈した交通手段 インスピレーションを働かせた「交通」のアートな写真~」でした。
空港で飛行機の下っ腹を撮るか、路面電車に乗って反対路線すれ違いざまの写真を撮るか・・・などアイデアは幾つかあって色々悩んでいたのですが・・・タイムアウトでした(T-T)
月半ばの天気が良い日の仕事中、ふと空を見上げると飛行機雲が。
ああ、カメラ持っとけば・・・と思いながらスマートフォンで撮った写真が唯一、この課題に何とか使える写真となりました。
最後に一人旅をしたのは2009年・・・
来年当たり、ヨーロッパを旅したいな。
この写真で今月分課題もとりあえずクリア!
5月に使ったフィルムは1本半。2月から通算で6本半。
来月もがんばります!
Week 11 : Reflection
Week 11の課題は「Reflection ~鏡の世界、素敵な映り込みの風景写真~」でした。
課題作はこちらの2枚です。
Nikon F6+Nokton 58mm+Provia 100F
この日はずーっと霧雨がだったのですが、雲が薄く明るかったので綺麗に反射していました。
上の写真を撮ってしばらくした後、ここ最近ちょこちょこ寄らせてもらっているAntique Shopへ移動。
お店のオーナー婦人から撮影許可を頂こうとするまえに、「好きなだけアチコチ撮っていいですよ~」と嬉しいお言葉を頂きました^^。
Nikon F6+Nokton 58mm+Provia 100F
Nokton 58mmは近すぎず遠すぎず、僕にはとても気持ちの良い焦点距離みたいで、本当に楽しかったです。
そのせいか、久しぶりに1日で36枚撮りフィルムを1本使い切りました。
この日は木々や花の写真も撮ったので、近いうちにそちらもアップしようと思います。
Week 10: Environmental
Week 10の課題「自然な場所(職場、趣味など)で撮影したポートレート 環境や物語が伝わる写真」はこちら。
Nikon F6+Nokton 58mm+Provia 100F
陶磁器で有名な佐賀県の有田町。その町には「柿右衛門」「今右衛門」「源右衛門」という3つの歴史ある有名な窯元があり、それらは「有田の3右衛門」と言われています。
そのなかの一つ、「源右衛門」では工房が解放されており、特別なイベントが行われていない限りは、平日に予約なしで訪れ、見学をすることができます。
源右衛門では各工程の技術を高め、突き詰めるために、ある工程を任された人はその工程を源右衛門で働く限り、よほどの事情が無い限り、他の工程への配置換えが行われないと伺っています。
写真の女性は、呉須という絵の具を大きな筆に吸わせて含ませ、素焼きの器に描かれた模様の内側に色を吸わせて色付けをする「下絵付け」をしています。この呉須は、磁器の青色の絵柄の部分です。この方はこの「下絵付け」を源右衛門窯で働く限り、続けていきます。
そうやって同じ作業を続けることにより、その工程における最高の技術を身につけ、作品に反映させるのですね。
時間も費用もかかることですが、少しでも多くの「昔ながら」の手法を守り、伝えていくという取り組みを通して日本の文化を守っている方々を間近で見ることができるこの場所は、僕のお気に入りの場所のひとつです。